こんにちは、コーヒーソムリエの hiro です。
カフェやコーヒーショップで「モカ」という名前を耳にすることがありますよね。
「モカ」という名前は、イエメンのモカ港に由来します。モカ港は、かつて世界的に有名なコーヒー貿易の中心地であり、イエメン産とエチオピア産のコーヒーがここを通じて輸出されていたことから、「モカ」という名前はコーヒーの代名詞となりました。
今回は、コーヒー豆の焙煎・販売店として有名な小さな焙煎 土居珈琲でランナップされているモカコーヒー『イエメン バニーマタル“クラシカル・モカ”』と『エチオピア イルガチェフェ』のレビュー、そしてコーヒーの「モカ」の歴史・起源や特徴・味わいなど詳しく解説していきます。
- 土居珈琲のモカコーヒーの購入を考えている
- 土居珈琲で取り扱われているモカを知りたい
- モカコーヒーの歴史・起源や特徴・味わいが知りたい
モカコーヒーは、その特性であるフルーティーな酸味とワインのような深い味わいから世界中で親しまれています。
ぜひ一度味わってみてください。
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土居珈琲 イエメン バニーマタル“クラシカル・モカ”
小さな焙煎 土居珈琲は、創業 40 年以上の歴史ある珈琲豆の焙煎・販売店です。
創業者 土居博司氏によって生まれた小さな焙煎 土居珈琲では、小さな焙煎・鮮度・選別の3つのこだわりが掲げられています。
コーヒーのルーツを楽しめる味わい
イエメンは、コーヒー発祥の地といわれています。品種改良が進むなか、この国には、原種のコーヒーが数多く残っています。
この地で生み出されるコーヒーは、「ワインのような香り」と「スパイシーさ」を兼ね備えた風味を楽しむことができます。
ただ、残念なことに、国内情勢が不安定なことから、この国のコーヒーは入手困難となっております。
今回、わたしたちは、今までの信用をもって、コーヒーづくりに長く携わってきた生産者たちによってつくられたコーヒーを入手することができました。
コーヒーのルーツを楽しめる味わいをぜひ、お楽しみください。
土居珈琲公式サイト より引用
イエメン バニーマタル“クラシカル・モカ”は、イエメンコーヒーの最も有名な生産地域であるバニーマタル地方から作り出された銘柄です。バニーマタル産のコーヒーは、独特な風味と深い歴史を持つため、スペシャリティコーヒー業界で非常に高く評価されています。イエメンは世界で最も古いコーヒー栽培地域の一つとして知られていて、バニーマタルはその中でも特に評価の高いエリアの一つです。
バニーマタル産のコーヒーは、酸味と甘さのバランスが素晴らしく、スパイシーでフルーティーなフレーバーが特徴で、特にコーヒーの味わいに深みや複雑さを求めるコーヒー愛好者に高く評価されています。伝統的な製法によって生み出されるその風味は、非常にユニークで、一度飲んだら忘れがたい印象を与えてくれることでしょう。
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商品価格
土居珈琲公式サイトで取り扱われているイエメン バニーマタル“クラシカル・モカ”は、100gから購入できるほか定期便での購入も可能です。
商品 | 価格 |
---|---|
100g | 3,505円(税込) |
200g | 6,372円(税込) |
単品定期便 100g | 3,400円(税込) |
単品定期便 200g | 6,181円(税込) |
イエメン バニーマタル“クラシカル・モカ”は、その希少性から価格は高めに設定されています。単品定期便での購入であれば優待価格で購入することができます。
選べる焙煎度合い
土居珈琲公式サイトで取り扱われているイエメン バニーマタル“クラシカル・モカ”は、3通りの焙煎度合いから選択できます。
- ミディアムロースト
- ハイロースト
- シティロースト(おすすめ)
焙煎度合いはミディアムローストからシティローストまで選択でき、イエメンコーヒーの酸味や甘味、香りを最大限に引き出すための焙煎度合いがラインナップされています。
中深煎り以上に焙煎することでモカフレーバーと評されるワインのような香りとフルーツのような独特の酸味が楽しめます。
豆の状態
土居珈琲公式サイトでは、購入時に豆の状態を選択することができます。
一般的なペーパーフィルターで抽出される方は「豆」または「細挽き」を推奨されていますが、コーヒーメーカー、カフェプレスなど使用する器具に合わせて「中挽き」「粗挽き」と、4つの豆の状態・挽き方から選択して購入することができます。
コーヒー豆は粉にした瞬間から酸化が進むため、できれば「豆」のままの状態で購入し抽出する直前に自分で挽くことが望ましいです。
豆の状態 | |
---|---|
ー | 豆 |
ペーパードリップ用 | 細挽き |
コーヒーメーカー用 | 中挽き |
カフェプレス用 | 粗挽き |
\ ルーツの味わい /
土居珈琲 エチオピア イルガチェフェ
イルガチェフェ産コーヒーは、スペシャリティコーヒーの中でも特に人気が高く、世界中のカフェやコーヒーショップで人気があります。フルーツのような酸味と花のような香りを楽しむことができるため、エチオピアコーヒーの代表的な存在といえるでしょう。
ヨーロッパ・アメリカ市場で絶大な評価を勝ち取った“モカ”
“イルガチェフェ村”から作り出された銘柄です
エチオピア イルガチェフェ村から作り出された銘柄。世界に流通する「モカ」系の銘柄のなかでも、その品質の高さからドイツ、アメリカ、ヨーロッパのコーヒー市場において絶大な評価を得ています。
土居珈琲公式サイト より引用
エチオピア イルガチェフェは、エチオピア イルガチェフェ村から作り出された銘柄です。エチオピア南部のシダモ地域に位置するイルガチェフェ村から作られるコーヒーは、その独特な風味と品質で世界に流通する「モカ」系の銘柄のなかでも非常に高く評価されています。
イルガチェフェ産のコーヒーは、花のような香りが特徴で、特にジャスミンやベルガモットの香りが感じられます。フルーティーで明るい酸味も特徴の一つで、レモンやライムのような爽やかな酸味が特に人気があります。口当たりが非常に良いため、透き通るようなクリアな味わいが楽しめることでしょう。また、この地域では、コーヒーの栽培が伝統的な方法で行われていて、手作業で摘まれた豆が多いため、品質が高く評価されています。
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商品価格
土居珈琲公式サイトで取り扱われているエチオピア イルガチェフェは、イエメン バニーマタル“クラシカル・モカ”と同じく100gから購入可能です。
商品 | 価格 |
---|---|
100g | 1,367円(税込) |
200g | 2,484円(税込) |
単品定期便 100g | 1,326円(税込) |
単品定期便 200g | 2,410円(税込) |
スペシャリティコーヒーの中でも特に人気が高く、高品質なイルガチェフェ産コーヒーがこの価格でいただけるのは、コスパの良さが感じられます。
選べる焙煎度合い
土居珈琲公式サイトで取り扱われているエチオピア イルガチェフェは、4通りの焙煎度合いから選択できます。
- ハイロースト
- シティロースト(おすすめ)
- フルシティロースト
- フレンチロースト
焙煎度合いはハイローストからフレンチローストまで選択でき、エチオピアコーヒーの酸味や苦味、コクを最大限に引き出すための焙煎度合いがラインナップされています。
中深煎り以上に焙煎することでフルーツのような爽やかな酸味と花のような香りが楽しめます。
\ヨーロッパ・アメリカ市場で絶大な評価を勝ち取った“モカ” /
土居珈琲 イエメン産・エチオピア産のモカコーヒーをレビュー
ここからは実際に小さな焙煎 土居珈琲のイエメン産モカ・イエメン バニーマタル“クラシカル・モカ”とエチオピア産モカ・エチオピア イルガチェフェを飲んでみて感想・評価していきます。
土居珈琲 イエメン バニーマタル“クラシカル・モカ”をレビュー
ということで、さっそくコーヒーを淹れていきます。
まずは イエメン バニーマタル“クラシカル・モカ” です。
土居珈琲公式サイトから100g(税込3,505円)を豆のまま購入させていただきました。
コーヒー 1杯あたり約 10gを計算すると、1杯あたり約350円となります。その希少性から価格が高めではありますが、カフェやコーヒーショップなどで飲むよりはお得にイエメン産モカを楽しむことができます♪
テイスティング評
ワインを感じさせる香り。ダークチョコレートのような苦みと甘み。柑橘系の酸味。透明感のある味わい。
土居珈琲公式サイト より引用
とても香り高く鮮度の良さがうかがえます。新鮮なコーヒー豆は、揮発性の香り成分が豊富に含まれているため、挽いた瞬間にその香りが強く感じられます。
今回は、ペーパードリップで抽出していくので挽き目はすこし粗めの中挽きに挽いてみました。
一般的に、ペーパードリップで使用するコーヒー豆の挽き具合は、中挽きから中粗挽きがおすすめです。ペーパードリップに最適な抽出速度と風味を引き出すことができますよ。
ではさっそくコーヒーを抽出していきます。
お湯を注いだコーヒー豆はモコモコとよく膨らみます♪
コーヒー豆は焙煎後に二酸化炭素を含んでいるため、新鮮な豆ほどこのガスを多く含んでいます。お湯を注ぐと、豆の中に閉じ込められていた二酸化炭素が一気に放たれ膨らみが生じます。一般的には、新鮮な豆はこの膨らみが大きく、力強い泡立ちが見られます。
そんなこんなで、完成です!
美味しいです♪
香り豊かでフローラルな香りが感じられます♪軽やかで爽やかな酸味でフルーツ感を楽しめます(*´▽`*)
※個人の感想です。
\ ルーツの味わい /
土居珈琲 エチオピア イルガチェフェをレビュー
続いて エチオピア イルガチェフェ を淹れていきます。
こちらも同じく土居珈琲公式サイトから100g(税込1,367円)を豆のまま購入させていただきました。
コーヒー 1杯あたり約 10gを計算すると、1杯あたり約137円となります!カフェやコーヒーショップなどで飲むよりかなりお得に高品質なエチオピア産モカを楽しむことができます♪
テイスティング評
産地特有のボディ感とモカフレーバーとの絶妙な調和。トロピカル果実香、花の香りなどが混ざり合う。
土居珈琲公式サイト より引用
ということで!こちらは倍速で完成です(笑)
いい香り♪
えっ、美味っ!
香りが特徴的で、華やかでフルーティーな香りが感じられます♪柑橘系の爽やかな酸味と甘みのバランスが絶妙!口当たりはスムーズで後味が清々しく残ります(´艸`*)
※個人の感想です。
\ ヨーロッパ・アメリカ市場で絶大な評価を勝ち取った“モカ” /
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コーヒーのモカとは
コーヒーの「モカ」という名前は、エチオピアに近いイエメンのモカ港に由来しています。この港は、古くからコーヒーの貿易の中心地として知られていて、「モカ」という名称は、ここから輸出されたコーヒーに関連付けられています。
モカの歴史と起源
コーヒーの起源はエチオピアにあります。エチオピアの高地で栽培されたコーヒー豆が、アラビア半島に伝わり、そこで広く栽培されるようになりました。イエメンでは、15世紀にはコーヒーの栽培が始まっていて、特にモカ港はコーヒーの輸出地として重要な役割を果たしていたようです。
16世紀には、オスマン帝国がイエメンを支配し、モカ港を通じてコーヒーの貿易を管理しました。16世紀当時は、エチオピア、イエメン以外に大きなコーヒーの生産地域はなかったため、モカ港はコーヒーの主要な貿易拠点として繁栄しました。この時期にモカコーヒーはさらに広まり、モカ港からはコーヒー豆がアラブ世界やヨーロッパに広がっていったそうです。
現在、モカ港ではコーヒー豆集散地の機能は無いようですが、「モカ」という名称はその歴史的背景と特有の風味で今でも高く評価されています。
イエメン産モカ
イエメンは、アラビア半島の南端に位置し、乾燥した気候と高地に恵まれた地域です。イエメン産モカのなかでも、イエメン北西部の高地、バニーマタル地方で栽培されるモカ・マタリが最も有名です。イエメンのコーヒー農家は、伝統的な農法を用いてコーヒーを栽培しています。手作業での収穫や自然乾燥など、手間をかけた方法が特徴です。
伝統的な製法によって生み出されるその味わいは、非常にユニークで多彩な風味を持っています。酸味と甘さのバランスが素晴らしく、スパイシーでフルーティーなフレーバーが特徴で、一部のイエメン産モカは、ワインのような深い味わいを感じさせます。「No.9」というのが最高峰にランクされますが、欠点豆が多く、上質なコーヒーに仕上げるには入念なハンドピックが必要です。
イエメン産モカは生産量が非常に少なく、品質の高い豆は希少性が高いため、市場でも高価で取引されることが一般的です。また、政治的・経済的な要因や気候条件の影響を受けやすく、生産が安定しない年もあります。この希少性が、イエメン産モカの価値を高める要因となっています。
エチオピア産モカ
エチオピアはコーヒーの原産地であり、コーヒー栽培に非常に適した自然環境が整っています。エチオピア産モカは、シダモ 、ハラー 、レケンプティなど、収穫地名をつけて販売されることが多いです。エチオピア南部のシダモ地域に位置するイルガチェフェ村から作られるコーヒーは、その独特な風味と品質で世界に流通する「モカ」系の銘柄のなかでも非常に高く評価されています。
エチオピア産モカの最大の特徴は、そのフルーティーな酸味です。レモンやライム、ベリーなどの果物を思わせる爽やかな酸味が感じられることが多いです。また、華やかな香りも特徴の一つで、ジャスミンやベルガモットのような花の香りが感じられることがあり、香り高いコーヒーを楽しむことができます。
エチオピア産モカは、豊かな酸味とフルーティーな香り、花のような香りが特徴のコーヒーです。標高の高い地域で栽培され、伝統的な栽培方法と乾燥方法により、独特の風味が作り出されています。特にエチオピアの南部のシダモ地域に位置するイルガチェフェ村から作られるコーヒーは、その高品質で洗練された味わいが評価され、世界中のカフェやコーヒーショップで人気があります。
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まとめ|土居珈琲 イエメン産・エチオピア産 モカ
今回は、コーヒー豆の焙煎・販売店として有名な小さな焙煎 土居珈琲でランナップされているモカコーヒー『イエメン バニーマタル“クラシカル・モカ”』と『エチオピア イルガチェフェ』のレビュー、そしてコーヒーの「モカ」を解説してきました。
コーヒーの「モカ」という名前は、エチオピアに近いイエメンのモカ港に由来しています。この港は、古くからコーヒーの貿易の中心地として知られていて、「モカ」という名称は、ここから輸出されたコーヒーに関連付けられています。
モカコーヒーは、その特性であるフルーティーな酸味とワインのような深い味わいから世界中で親しまれています。ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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イエメン バニーマタル“クラシカル・モカ”
- コーヒーのルーツを楽しめる味わいを
ぜひ、お楽しみください。
\ ルーツの味わい /
土居珈琲
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エチオピア イルガチェフェ
- “イルガチェフェ村”から作り出された銘柄です
- コーヒー鑑定士から驚きと賞賛の声を得た「モカフレーバー」
ヨーロッパ・アメリカ市場で
\ 絶大な評価を勝ち取った“モカ” /
土居珈琲
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