こんにちは、コーヒーソムリエの hiro です。
今回ご紹介するのは、自家焙煎コーヒー豆の通販で人気の珈琲きゃろっとが扱う「グアテマラ・ラ・クプラ農園」のコーヒーです。
火山に囲まれたグアテマラの高地では、火山灰の肥沃な土壌と昼夜の寒暖差のなかで、香り豊かなコーヒー豆が育ちます。なかでもグアテマラ産は、ほどよいコクとやわらかな酸味、チョコレートを思わせる甘みが魅力の産地として知られています。
ラ・クプラ農園の豆は、そのグアテマラらしさを感じつつも、飲みやすさとバランスの良さが印象的なコーヒーでした。
今回は実際に味わってみた感想を、香りや味の変化を交えながら、正直にレビューしていきます。
- 珈琲きゃろっとのグアテマラ・ラ・クプラ農園の購入を考えている
- 高品質なグアテマラ産コーヒーを探している
- 酸味とコクのバランスが良いコーヒーを探している
購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
コーヒーのある日常をたいせつにしながら発信しています。
コーヒーソムリエとして、暮らしに寄り添うコーヒーや器具のレビューを中心にブログを運営中。


はな菜ブログ
運営者 hiro
珈琲きゃろっとのグアテマラ・ラ・クプラ農園とは?特徴と基本情報


珈琲きゃろっとは、産地で品質を確かめたコーヒー豆を仕入れ、焙煎から発送までを一貫して行う自家焙煎店です。焙煎したての鮮度を重視し、豆本来の魅力をできるだけ損なわない形で届けることを大切にしています。
店主兼焙煎人の内村大輔さんは、国際的に認められたカッピングジャッジ資格を持ち、焙煎技術を競う大会でも実績を残してきた人物です。
その確かな目と技術があるからこそ、グアテマラ・ラ・クプラ農園の個性も、安心して楽しめる仕上がりになっています。
ここからは、ラ・クプラ農園の特徴や基本情報について、もう少し詳しく見ていきましょう。
グアテマラ・アンティグアの名門 フィラデルフィア農園 クプラとは
『美しいコーヒーの木は、美しい味をつくる』
アンティグア地区にあるフィラデルフィア農園のコーヒーです。
フィラデルフィア農園という名前では、あまり馴染みはないかもしれませんが、「グアテマラ・ラ・クプラ」でここ数年、毎年ご紹介しています。
この農園内では、標高や品種、精製方法などでロット分けをしています。その中でも頂点を意味する、クプラという名前は、最も標高の高い区画で収穫された高品質のコーヒーだけに特別に与えられます。
珈琲きゃろっと 公式サイトより引用
珈琲きゃろっとで取り扱われているグアテマラコーヒーは、グアテマラ国内8つの主要栽培地域のひとつ、アンティグアに位置するフィラデルフィア農園で栽培・収穫されています。
アンティグア地域は、火山に囲まれた肥沃な土壌と昼夜の寒暖差に恵まれ、グアテマラのなかでも特に高品質なコーヒー産地として長く評価されてきました。香りの立体感や、甘みとコクのバランスに優れた味わいが特徴です。
フィラデルフィア農園は、そのアンティグア地域の中でも歴史ある農園のひとつで、約170年前からコーヒー栽培を続けてきた伝統があります。なかでもクプラは、農園内で最も標高の高い区画、標高およそ2,000m付近で収穫されたロットに与えられる名称です。厳しい環境でじっくりと育った豆は、密度が高く、繊細な香りと奥行きのある味わいを備えています。
このクプラという区画が、グアテマラ・アンティグアらしさを象徴する存在として評価されている理由でもあります。
珈琲きゃろっとのグアテマラ・ラ・クプラ農園の販売価格
珈琲きゃろっとの公式サイトでは、グアテマラ・ラ・クプラ農園のコーヒー豆は200g単位で販売されています。自家焙煎のスペシャルティコーヒーとしては、家庭でも扱いやすい量です。
| 商品 | 販売価格 |
|---|---|
| 200g | 2,180円(税込) |
アンティグアの名門農園、さらに標高約2,000mの区画で収穫されたクプラという背景を考えると、この価格帯は比較的手に取りやすく、品質と価格のバランスが取れている印象を受けます。
グアテマラ・ラ・クプラ農園の焙煎度合い|フルシティとフレンチ
珈琲きゃろっとのグアテマラ・ラ・クプラ農園は、焙煎度合いをフルシティ(中深煎り)とフレンチ(深煎り)の2種類から選べます。
- 中深煎り(フルシティ)
- 深煎り(フレンチ)
フルシティ(中深煎り)は、やわらかな酸味と甘み、ほどよいコクが調和した仕上がりで、グアテマラらしい風味を楽しみたい方に向いています。フレンチ(深煎り)は、酸味が控えめになり、コクと苦味がしっかり感じられる味わいで、深煎りが好きな方やミルクと合わせたい方におすすめです。
焙煎度合いを選べることで、好みに合わせた楽しみ方ができる点も、ラ・クプラ農園の魅力と言えますね。
なお、酸味は控えめで、より重厚なコクや苦味を求める場合は、マンデリンという選択肢もあります。別記事で珈琲きゃろっとのマンデリン・スマトラタイガーをレビューしているので、味の方向性を比べる参考にしてみてください▼▼▼


グアテマラ・ラ・クプラ農園の豆の状態|選べる挽き方とおすすめ
珈琲きゃろっとの公式サイトでは、購入時にコーヒー豆の状態を選ぶことができます。選択できるのは、豆・中細挽き・極細挽き・粗挽きの4種類です。
ペーパーフィルターで淹れる場合は、豆または中細挽きが推奨されています。一方で、エスプレッソやパーコレーターなど、使用する器具に合わせて挽き方を選べるのはうれしいポイントです。
| 豆の状態 | |
|---|---|
| ー | 豆 |
| ペーパー、ネル、プレス等 | 中細挽き |
| エスプレッソ | 極細挽き |
| パーコレーター等 | 粗挽き |
コーヒー豆は挽いた瞬間から酸化が進みやすくなります。風味をできるだけ長く楽しみたい場合は、豆のままで購入し、抽出直前に挽く方法がおすすめです。
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珈琲きゃろっとのグアテマラ・ラ・クプラ農園を正直レビュー


ここからは、珈琲きゃろっとのグアテマラ・ラ・クプラ農園を、実際に飲んでみた正直な感想を紹介していきます。
今回は公式サイトから200g・豆のまま購入しました。
1杯あたり約10gで計算すると、1杯分のコストはおよそ109円。自宅にいながら、品質にこだわったグアテマラ産コーヒーを気軽に楽しめる価格感です。
香りや味わいの印象、飲み進める中で感じた変化などを、できるだけわかりやすくまとめていきます。購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
焙煎度合いと挽き目|フルシティ×中挽きで抽出
今回選んだ焙煎度合いは、フルシティロースト(中深煎り)です。袋を開けた瞬間から、焙煎したてならではの香ばしく甘い香りが広がり、豆の鮮度の高さが伝わってきます。コーヒー豆は焙煎後の時間が短いほど香りが立ちやすく、その違いは開封時に特に感じやすいポイントです。


抽出はペーパードリップで行い、挽き目は中挽きにしました。中挽きは、ペーパードリップに適した挽き具合とされていて、お湯と豆の接触時間を安定させやすく、味わいがまとまりやすいのが特徴です。雑味が出にくく、豆本来の香りや風味を引き出しやすい点も魅力と言えます。
この条件で、グアテマラ・ラ・クプラ農園の味わいをじっくり確かめていきます。
コーヒーを抽出|ふくらみと香りから分かる鮮度
それでは、コーヒーを抽出していきます。


お湯を注ぐと、粉の表面からきめ細かな泡が立ち、全体がしっかりとふくらみました。
立ち上る香りはとても豊かで、焙煎から日が浅い豆ならではの印象です。お湯を注いだ瞬間のふくらみや香りの強さからも、コーヒー豆の鮮度の高さがうかがえます。
グアテマラ・ラ・クプラ農園を実飲レビュー|香り・酸味・甘みのバランス
抽出が終わり、さっそく味わってみました。


ひと口目は爽やかな酸味があり、すぐにやさしい香りとほどよいコクが広がります。酸味は穏やかで、後味にはほんのりとした甘みが残る印象です。(´艸`*)
飲みやすさのバランスが取れた味わいです♪
※あくまで個人の感想です。
\ 酸味・苦み・甘みのバランスが秀逸 /
珈琲きゃろっと
じつは、この珈琲きゃろっとのグアテマラ・ラ・クプラ農園を味わうのは今回が二度目。最初は、初回限定のお試しセットでフルシティローストをいただいたのですが、そのときに感じた後味のやさしい甘みが忘れられず、今回は単品でリピート購入しました。
もし、まだ珈琲きゃろっとのコーヒーを飲んだことがない方であれば、まずは初回限定お試しセットから試してみるのもおすすめです。
複数の豆をお得な価格で楽しめるので、ラ・クプラ農園の魅力も気軽に体験できます。
なお、はじめて珈琲きゃろっとを利用する方は、別記事で紹介している初回限定お試しセットのレビューもあわせて読むと、豆選びの参考になります▼▼▼


グアテマラコーヒーとは?特徴・歴史・格付けをわかりやすく解説


グアテマラは、世界でも屈指の高品質なコーヒー産地として知られています。火山に囲まれた高地ならではの肥沃な土壌と、昼夜の寒暖差が、香りと味わいに奥行きのあるコーヒーを育ててきました。
ここでは、そんなグアテマラコーヒーが評価されてきた背景や、味わいの特徴、品質を見極めるための格付けについて、わかりやすく解説していきます。
グアテマラコーヒーの歴史|産業として発展した背景
グアテマラにコーヒーが伝えられたのは、18世紀後半。イエズス会の修道士によって持ち込まれたのが始まりとされています。ただし、当初は国内消費が中心で、本格的に輸出されるようになったのは、約100年後の1850年頃と言われています。
その後、19世紀後半にイギリスで化学染料が発明されたことで、当時グアテマラの主要産業だった天然染料が衰退します。その代替産業として注目されたのがコーヒーで、ここからコーヒー栽培は国を支える重要な産業へと発展していきました。
1969年には、Anacafé(グアテマラ国立コーヒー生産者協会)が設立され、生産者への技術指導や研究、海外への販売・広報活動が体系的に行われるようになります。これにより、グアテマラコーヒーの品質と評価はさらに高まりました。
また、グアテマラの多くの農園では、直射日光を避けるためにシェードツリーと呼ばれる木を植え、木陰でコーヒーノキを育てています。こうした環境に配慮した栽培方法も、高品質なコーヒーを生み出す理由のひとつです。
現在、グアテマラコーヒーは国際的にも高い評価を受け、日本にも多く輸出されています。日本は主要な輸入国のひとつであり、わたしたちにとっても身近な産地と言えますね。
グアテマラコーヒーの特徴|コク・甘み・産地ごとの個性
グアテマラコーヒーが高く評価されている理由のひとつは、栽培環境の良さにあります。標高の高い山岳地帯と、火山灰を含む肥沃な土壌、さらに昼夜の寒暖差が、香りと味わいに奥行きのあるコーヒーを育てています。
味わいの特徴は、深いコクとやさしい甘み、ほどよい酸味と苦味のバランス。どれか一つが突出するのではなく、全体がなめらかにまとまっている点が、グアテマラコーヒーの大きな魅力です。
また、グアテマラには8つの主要な栽培地域があり、地域ごとに風味の傾向が異なります。たとえば、アンティグア地域では、花のような香りやチョコレートを思わせる甘みが感じられ、ウエウエテナンゴ地域では、フルーティーで軽やかな味わいが特徴です。
こうした産地ごとの個性を楽しめる点も、グアテマラコーヒーが多くの人に選ばれている理由と言えますね。
なお、同じ中米産のコーヒーとしては、爽やかさと透明感のある味わいが特徴のコスタリカ産コーヒーも人気があります。別記事で、珈琲きゃろっとのコスタリカ・モンテ・コペイ エル・エンシノ農園をレビューしているので、飲み比べの参考にしてみてください▼▼▼


グアテマラコーヒーの格付け|標高で決まる等級とSHBとは
グアテマラのコーヒーは、栽培される標高の高さによって 7つに区分し格付けされています。
グアテマラコーヒーは、栽培される標高の高さによって品質が分類され、全部で7つの等級に分けられています。これは、標高が高いほど気温が低く、コーヒー豆がゆっくりと成熟するため、密度が高く風味豊かな豆に育ちやすいとされているからです。
| 略号 | 等級 | 標高 |
|---|---|---|
| SHB | ストリクトリー・ハード・ビーン | 1,350m~ |
| HB | ハード・ビーン | 1,200~1,350m |
| SH | セミ・ハード・ビーン | 1,050~1,200m |
| EPW | エクストラ・プライム・ウォッシュド | 900~1,050m |
| PW | プライム・ウォッシュド | 750~900m |
| EGW | エクストラ・グッド・ウォッシュド | 600~750m |
| GW | グッド・ウォッシュド | ~600m |
なかでも最高等級とされるのが、標高1,350m以上で収穫されたコーヒー豆で、SHB(ストリクトリー・ハード・ビーン)と呼ばれます。SHBは、しっかりとしたコクとクリアな味わいを備えているのが特徴で、グアテマラコーヒーの品質の高さを象徴する存在です。
ラ・クプラ農園のような高地で育ったコーヒーが評価されている理由も、こうした格付けの背景を知ると、より理解しやすくなるでしょう。
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まとめ | 珈琲きゃろっと グアテマラ・ラ・クプラ農園の感想と評価


今回は、自家焙煎コーヒー豆の通販で人気の珈琲きゃろっとが扱う、グアテマラ・ラ・クプラ農園をレビューしてきました。
グアテマラは、火山灰土壌と寒暖差に恵まれた環境から、世界的に評価の高いコーヒー産地です。今回紹介したラ・クプラ農園の豆は、アンティグア地域にある歴史あるフィラデルフィア農園のなかでも、標高の高い区画で収穫されたロットにあたります。
実際に味わってみると、フローラルな香りと爽やかな酸味が心地よく、飲み進めるにつれてコクとほのかな甘みが感じられる、バランスのよい味わいでした。※あくまで個人の感想です。
気になる方は、珈琲きゃろっと公式サイトでグアテマラ・ラ・クプラ農園の詳細をチェックしてみてください。自宅でも本格的なグアテマラコーヒーを楽しめます。
\ 美しい農園で作られた美しい味わい /
珈琲きゃろっと
最後までお読みいただきありがとうございました。









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