こんにちは、コーヒーソムリエの hiro です。
暑い季節になると、ひんやりとしたコーヒーゼリーが食べたくなりませんか。
今回は、アガーを使って作る本格的なほろ苦コーヒーゼリーのレシピをご紹介します。透明感のあるぷるんとした食感は、ゼラチンとはまた違った魅力があります。
やや濃いめに抽出したコーヒーで仕上げることで、甘さの中にしっかりとした苦味を感じられる、大人向けの味わいに。材料もシンプルで、意外と手軽に作れます。
- アガーでコーヒーゼリーを作ってみたい
- ほろ苦い本格的なコーヒーゼリーのレシピを探している
- ゼラチンとの違いを知りたい
自宅で楽しむ、ぷるるん食感のコーヒーデザート。ぜひ最後までご覧ください。
コーヒーのある日常を大切にしながら発信しています。
コーヒーソムリエとして、暮らしに寄り添うコーヒーや器具のレビューを中心にブログを運営中。
日々の暮らしのなかで出会った本やスイーツ、旅の記録も綴っています。


はな菜ブログ
運営者 hiro
アガーで作る簡単コーヒーゼリーの作り方【分量つきレシピ】


今回使用するのは、新田ゼラチン株式会社のクールアガーです。
アガーは海藻由来の凝固剤で、透明感とぷるんとした弾力が特徴です。ゼラチンよりもツヤがあり、見た目がきれいに仕上がります。
また、常温でも固まりやすく、暑い季節でも形が崩れにくいのも魅力です。
クセやにおいがないため、コーヒー本来の風味をしっかり楽しめます。
材料と下準備(約2人分)


【材料】
- コーヒー 300ml
- アガー 5g
- グラニュー糖 30g


砂糖の目安は「コーヒー量の約10%」。甘さ控えめにしたい場合は調整してください。


アガーはダマになりやすいため、砂糖とあらかじめよく混ぜておくのがポイントです。このひと手間で仕上がりがなめらかになります。
コーヒーを抽出する(やや濃いめがおすすめ)


コーヒー豆20gを使い、約300mlを抽出します。


ゼリーにすると甘味が加わるため、やや濃いめに仕上げるとバランスが整います。
ハンドドリップでもインスタントでも問題ありません。お好みのコーヒーで作れます。
アガーを加えてしっかり溶かす


抽出したコーヒーが熱いうちに、砂糖と混ぜておいたアガーを少しずつ加えます。
ダマにならないように手早く混ぜ、アガーがしっかり溶けるまでよくかき混ぜます。
コーヒーが冷めてしまうと溶けにくくなるため、抽出後の温かい状態で作業するのがポイントです。
冷蔵庫で冷やして完成


型やカップに流し入れ、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やします。
アガーは30〜40℃で固まり始めるため、常温でも固まりますが、冷蔵庫で冷やすとより安定します。


1〜2時間ほどで完成です。
仕上げに泡立てた生クリームをのせ、ココアパウダーを軽くふりかけました。コーヒーフレッシュをかけるだけでも手軽に楽しめます。


ぷるんとした食感が心地よく、ほろ苦いコーヒーの風味に生クリームの甘さがよく合います。苦味と甘味のバランスがちょうどよく、後味もすっきり。暑い日にも食べやすいコーヒーデザートです。
ぷるんとした弾力と透明感のある仕上がりが、アガーならではの魅力です。
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粉ゼラチンで作る簡単コーヒーゼリーの作り方【分量つき】


ここからは、粉ゼラチンを使ったコーヒーゼリーのレシピをご紹介します。
今回使用するのは、森永製菓のクックゼラチンです。
粉ゼラチンはスーパーでも手に入りやすく、家庭で使いやすい凝固剤です。アガーよりもやわらかく、なめらかな食感に仕上がるのが特徴です。
材料(約2人分)
【材料】
- コーヒー 300ml
- 粉ゼラチン 5g
- グラニュー糖 30g
砂糖の目安はコーヒー量の約10%。甘さはお好みで調整してください。
作り方
粉ゼラチン5gを、分量外の水25g(ゼラチンの約5倍量)に振り入れ、ふやかしておきます。
コーヒーを約300ml抽出します。やや濃いめにすると、甘味とのバランスが整います。
インスタントコーヒーでも問題ありません。
抽出したコーヒーが熱いうちに、ふやかしたゼラチンと砂糖を加え、よく混ぜて溶かします。
ゼラチンは高温で溶けるため、コーヒーが冷めないうちに混ぜるのがポイントです。
カップや型に流し入れ、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やします。
1〜2時間ほどで固まります。
なめらかなゼリーに、ほろ苦いコーヒーの風味が広がり、やさしい甘さが後から続きます。お子さまにも食べやすい仕上がりです。
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基本的な凝固剤の種類


凝固剤は、ゼリーやババロア、ムースなどを作るときに欠かせない材料で、液体に混ぜて半固形化(ゲル化)することで、プルンとした独特の食感を生み出します。
- ゼラチン
- カラギーナン
- 寒天
- ペクチン
各メーカーからさまざまな凝固剤が製品化されています。それぞれの凝固剤の特性をよく理解し、用途に応じて使い分けることでスイーツの表現を豊かに広げ、スイーツを作ったり味わったりする時間がもっと楽しめることでしょう!
ゼラチン
ゼラチンとは、豚や牛などの脊椎動物の骨や、皮、腱などから作られる無味無臭の透明なゲル状物質です。主成分はコラーゲン(タンパク質)で、口どけが良く、滑らかでやわらかい食感が特徴です。
ゼラチンには、板ゼラチンと粉ゼラチンがありますが、一般的にパティスリーでは、仕上がりの透明感が高い板ゼラチンが多く使われます。一方、粉ゼラチンは、板ゼラチンを粉状にしたもので、水や液体に直接混ざて使います。粉ゼラチンは板ゼラチンよりも溶かしやすく、均一に混ざりやすいため、料理やお菓子作りにより便利です。
ゼラチンは、寒天などのほかの凝固剤とは異なり、水に溶かして加熱することで溶け、冷却することでゲル化(半固形化)します。溶解温度は 50 ~60 ℃で、凝固温度は 20℃以下です。液体の温度が 80℃を超えると、臭みが出てきて凝固力が弱まりますので、使用時の液体の温度には注意が必要です。
カラギーナン
カラギーナンは、すぎのり、つのまたなどの海藻の一種から抽出される凝固剤です。透明度が高く、やわらかく粘性がある食感が特徴です。
ゼラチンや寒天といったほかの凝固剤と比べて聞きなれない方が多いかと思います。このカラギーナンはじつは今回の記事で紹介させていただいたアガーの原材料にもなっています!
溶解温度は 90℃以上で、常温でも凝固するため非常に扱いやすい材料です。ただし、記事でも注意喚起しましたが、ダマになりやすいため、あらかじめ砂糖と混ぜて使用することでダマになるのを防ぐことができます。
寒天
寒天は、天草や海草などから取れる天然のゼラチン状の物質で、主に食品の増粘剤や凝固剤として利用されます。また、健康食品にもよく利用され、低カロリーで食物繊維やミネラル含まれ、腸内環境を整えたり、便秘解消に効果があるとされています。日本では昔からようかんなどの和菓子の材料に用いられています。
寒天は独特な食感や風味があるため、洋菓子のなかでは使われ方は限られています。
溶解温度は 90℃以上、凝固温度は 40~50℃です。ゼラチンやカラギーナンに比べると凝固力が強く、少量でも多くの液体を固めることができます。
ペクチン
ペクチンは、植物の細胞壁に存在する多糖類の一種で、かんきつ類やりんごなどの果物などに多く含まれています。適度に熟した果実に含まれるペクチンは、水に溶ける性質があり、加熱や酸性の条件下でゲル化や増粘作用を発揮し、食品の質感や粘りを調整する役割を持ちます。また、ペクチンは整腸作用があるとされ、健康にも良い効果が期待されています。ジャムやゼリー、ナパージュなど多くの食品に利用されています。
溶解温度は 90℃以上、凝固温度は 65~85℃です。ペクチンもカラギーナンと同じくダマになりやすいため、あらかじめ砂糖と混ぜて使用することでダマになるのを防ぐことができます。
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まとめ | ほろ苦コーヒーゼリーのレシピ


今回は、涼しくて爽やかな口当たりが楽しめるアガーで作るほろ苦コーヒーゼリーのレシピを紹介させていただきました!
- アガー 5g
- グラニュー糖(または上白糖)30g
- コーヒー 300ml
材料 3つでとても簡単に作れます!生クリームをのせて楽しむのもいいですし、もちろんコーヒーフレッシュでも簡単にいただけます♪
夏休みの子供のおやつから大人まで楽しめるコーヒーゼリー!使用する凝固剤の特性を理解し、自分の好きなコーヒー豆で好みの味を探してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。










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