こんにちは、コーヒーソムリエの hiro です。
みなさんは世界最大のコーヒー生産国をご存じでしょうか?
世界のコーヒー豆生産量ランキングは、国際連合食料農業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations)によって公表されていますが、世界最大のコーヒー生産国といえば南アメリカに位置するブラジル連邦共和国です。
ブラジルは、広大な国土の大半がコーヒーベルトに属しているため、その土壌と気候条件が豊かなコーヒー栽培を可能にしています。世界で生産されるコーヒーの 30%以上がブラジル産で、150年以上にわたってコーヒー生産量世界 1位の地位を維持するコーヒー大国です。もちろん、日本の輸入量もトップです。
今回は、鹿児島県に店舗を構えるスペシャルティコーヒー豆専門店・コーヒーソルジャーでランナップされているブラジル レクレイオ農園を、実際に味わってみたのでレビューしていきます。
購入を検討されている方は参考にしていただければ幸いです。
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コーヒーソルジャー ブラジル レクレイオ農園
コーヒーソルジャーは鹿児島県に店舗を構えるスペシャルティコーヒー豆専門店です。店主である佐竹俊一さんは、ジャパン・バリスタチャンピオンシップにて日本チャンピオンとなり、日本代表として世界大会にも出場された実績がある方で、カッピングによりクオリティーをしっかりと見極め厳選した最高品質のスペシャルティコーヒーを提供されています。
コーヒーソルジャーでは、うまいコーヒーを提供するために、カッピングを基礎として徹底されています。
コーヒーソルジャーでは、そうした最高品質のスペシャルティコーヒーをリーズナブルに楽しむことができます。
高品質なブラジル産コーヒー
【風味の印象と特徴】
チョコレートの他に
コーヒーソルジャー
アーモンドやヘーゼルナッツなどナッツ系の風味が特徴です。
ミルクと合わすとミルクチョコレートのようなニュアンスもあります。公式サイトより引用
レクレイオ農園は、ブラジルのサン・パウロ州に位置する農園で、高品質のコーヒーを生産しています。この農園は、豊かな土壌、穏やかな気候、標高1100~1250メートル、日照の良さが熟度の高いコーヒーチェリーを育てる完璧な環境を提供しています。
1890年の創業以来、5世代にわたって続いている歴史ある農園です。
販売価格
コーヒーソルジャー公式サイトで取り扱われているブラジル レクレイオ農園は、内容量250gと500gから選択することができます。
内容量 | 販売価格 |
---|---|
250g | 1,460円(内税) |
15%off 500g | 2,480円(内税) |
高品質なブラジル産コーヒーがこの価格でいただけるのは、コスパの良さが感じられます。
500gでの購入であれば15%offの価格となりさらにお得に購入することができます。
豆の状態
コーヒーソルジャー公式サイトでは、購入時に豆の状態を選択することができます。
一般的なペーパーフィルターで抽出される方は「豆」または「中細挽き」を推奨されていますが、コーヒープレス、金属フィルター・ネルフィルター、直火式エスプレッソなど使用する器具に合わせて「粗挽き」「中粗挽き」「細挽き」と、5つの豆の状態・挽き方から選択して購入することができます。
コーヒーミルをお持ちでない方でも豆を挽いた状態で注文ができるのは嬉しいですね。
豆の状態 | |
---|---|
豆のまま | ー |
粗挽き | コーヒープレス |
中粗挽き | 金属フィルター/ネルフィルター |
中細挽き | ペーパーフィルター |
細挽き | 直火式エスプレッソ |
コーヒーをいれる直前に挽くことで、出来上がりのコーヒーの香りが全然違うため、コーヒーソルジャーでは【豆のまま】での購入を強くおすすめされています。
しっかり熟した果実感があるコーヒーが
\ 好きな方におすすめのブラジル産コーヒー /
COFFEE SOLDIER
コーヒーソルジャー ブラジル レクレイオ農園をレビュー
ここからは、実際に コーヒーソルジャー ブラジル レクレイオ農園 を味わってみた感想をレビューしていきます。
珈琲きゃろっと公式サイトから 250g(税込 1,460円)を豆のまま購入させていただきました。
コーヒー 1杯あたり約 10gと計算すると、なんと 1杯あたり約 58円となります!かなりお得に高品質なブラジル産コーヒーを楽しむことができます♪
焙煎度合いと挽き目
こちらの商品は、その特徴を最大限に活かすために焙煎度合いは中煎りのみとなっているようです。
開封した瞬間からコーヒー豆の香りが強く感じられます。新鮮なコーヒー豆は、その新鮮さによって豊かな香りを持っています。特に豆を挽く瞬間に広がる香りは、際立って感じられます。
今回は、ペーパードリップで抽出していくので挽き目はすこし粗めの中挽きに挽いてみました。
ペーパードリップでの抽出では、中挽きから中粗挽き程度の挽き目がおすすめです。
コーヒーを抽出
さっそくコーヒーを抽出していきます。
焙煎直後の豆は炭酸ガスを多く含んでいます。このため、抽出時に気泡が発生しやすく泡立ちが良くなります。
コーヒー豆の強い香りと、そして、お湯を注いだときのふくらみからコーヒー豆の鮮度の高さがわかります。
高品質のブラジル産コーヒーを味わう
ということで完成です!
美味しいですね♪
ブラジル産コーヒーは一般的に苦味のコーヒーといわるとおり、ほどよい苦味で酸味は控えめ、口当たりがとても滑らかで、そのマイルドな味わいと豊かな風味が美味しいです(*^。^*)
※個人の感想です。
しっかり熟した果実感があるコーヒーが
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COFFEE SOLDIER
じつはコーヒーソルジャーのブラジル産コーヒーを味わうのは二度目です。一度目はでいただきましたが、またコーヒーソルジャーのブラジル産コーヒーを味わいたくリピート購入させていただきました。
下記の記事もあわせてご覧ください。
初回限定お試しセット
ブラジル産コーヒー
南アメリカに位置するブラジル連邦共和国は、広大な国土を持っているため、北部から南部まで気候帯もさまざまです。世界最大のコーヒー生産国であるブラジルは、その土壌と気候条件が豊かなコーヒー栽培を可能にしています。
ここでは、ブラジル産コーヒーの歴史や特徴、格付けについて解説していきます。
ブラジル産コーヒーの歴史
ブラジルは世界最大のコーヒー生産国として知られていますが、そのコーヒーの歴史は 19世紀初頭に遡ります。
ブラジルでのコーヒー栽培は、1727年にフランス領ギアナから最初のコーヒーの苗木が持ち込まれたことに始まります。しかし、当時はまだ小規模なものでした。
コーヒーの本格的な栽培は、1761年から始まりました。ブラジルの土壌と気候はコーヒーの栽培に非常に適していたため、急速に大規模なプランテーションが広がり、19世紀半ばには、ブラジルはコーヒーの世界市場において圧倒的な存在となりました。奴隷制度の廃止後も多くの移民労働者がコーヒー農園で働きました。
その後、世界恐慌や大量生産による価格下落などの要因により多くの農家が苦境に立たされましたが、それでもブラジルのコーヒー生産は持ちこたえ、現在では世界最大のコーヒー生産国としてその地位を確立しています。
ブラジル産コーヒーの特徴
ブラジル産コーヒーの特徴はその豊かな風味とマイルドな味わいです。ブラジルは世界最大のコーヒー生産国であり、その土壌と気候条件が豊かなコーヒーの栽培を可能としています。
ブラジル産コーヒーは一般的に、ナッツのような香りやチョコレートのような風味が特徴です。また、酸味は比較的控えめで、口当たりが滑らかなことも特徴の一つです。
さらにブラジルのコーヒーは、大規模なプランテーションで効率的に生産されています。このため、ブラジル産コーヒーは比較的リーズナブルな価格で入手することができます。
ブラジル産コーヒーの格付け
ブラジルのコーヒーは、300gあたりに含まれている欠点数、スクリーンサイズ、カップ(味)の 3つを評価するのでやや複雑です。
欠点数による等級 | |
---|---|
等級 | 欠点数 |
No.2 | 4点以下 |
No.3 | 8点以下 |
No.4 | 26点以下 |
No.5 | 46点以下 |
No.6 | 86点以下 |
No.7 | 160点以下 |
No.8 | 360点以下 |
コーヒーは農作物のため完璧はありえないという考えから No.1は設けられていないそうです。そのため No.2が最上等級になります。
スクリーンサイズによる等級 | |
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等級 | サイズ |
20 | 8mm |
19 | 7.5mm |
18 | 7mm |
17 | 6.75mm |
16 | 6.5mm |
15 | 6mm |
14 | 5.5mm |
13 | 5mm |
スクリーンサイズは 20から 13まで 8段階に分けられていますが、輸出されるのは 16以上のサイズとなっているようです。
カップ(味)による等級 | |
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等級 | カップ(味) |
ストリクトリーソフト | 滑らかで甘みがある味わい |
ソフト | 滑らかでやや甘みを感じられる味わい |
ハード | 苦みや渋みを感じる味わい |
リオイ | ややヨードホルム臭を感じる味わい |
リオ | 強いヨードホルム臭を感じる味わい |
ヨードホルム臭とは化学薬品を感じさせるようなにおいです。
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まとめ | コーヒーソルジャー ブラジル レクレイオ農園
今回は、鹿児島県に店舗を構えるスペシャルティコーヒー豆専門店・コーヒーソルジャーでランナップされているブラジル レクレイオ農園をレビューしてきました。
ブラジル連邦共和国は、広大な国土の大半がコーヒーベルトに属しているため、その土壌と気候条件が豊かなコーヒー栽培を可能にしています。世界で生産されるコーヒーの 30%以上がブラジル産で、150年以上にわたってコーヒー生産量世界 1位の地位を維持するコーヒー大国です。
コーヒーソルジャーで提供されているレクレイオ農園は、ブラジルのサン・パウロ州に位置し、1890年の創業以来、5世代にわたって続いている歴史ある農園で、高品質のコーヒーを生産しています。
- ほどよい苦味で酸味は控えめ
- 口当たりがとても滑らか
- マイルドな味わいと豊かな風味
※個人の感想です。
その歴史を感じながら、生産量世界 1位のブラジル産コーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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